【自転車盗難!】その時にしたことまとめ

こんにちは。愛車の盗難経験があるこあべです。




自転車に乗っているともしかすると遭遇するかもしれない「盗難」。

自分が盗難に遭った「その時」からの対応を備忘録的に記します。



「その時」の状況

盗難時期:2017年6月 ※発見は翌年2月)

盗難現場:自宅駐輪場(ワンルーマンションの共同駐輪場)

ロック状態:ワイヤーロック1本(非地球ロック)

盗難方法:ワイヤーロック切断

1週間ほど乗らなかった時期、気づかぬうちになくなっていた状況。


もし誰かが「その時」に立ってしまったとき、経験者として以下のような対応をおすすめします…


盗難であることを確定させる

徹底的に思い出していきます。まだ、盗難ではないかもしれない。


・「あれ?駅の駐輪場に忘れてきたかな?」(時々やらかす)

→駐輪場探し回る→無い

・「撤去された?」(時々やらかす)

→撤去自転車保管所に防犯登録番号問い合わせ→無い…



盗難と確定したとき、まずは落ち着いて。

まずは敵を知るところから。

・盗難経験者の方のブログ、ツイッターで盗難後の犯人の行動傾向分析

→中古車として売り払う

→オークションで売り払う

→パーツにバラして売り払う

→敵は愛車を現金化しようとしていることを認識…


・発見に至るまでの経緯を時系列にメモにする

そして、その後に起こったことも時系列でメモ。

そして必ず取り返そうという決意をして深呼吸。



警察に盗難届を提出する「準備」

「盗まれた!!」と交番に駆け込んでも警察は動いてくれません。

「取り戻したい」意思を明確に伝えるための準備が必要です。



準備-1)盗難に気づくまでの経緯を整理

警察の事情聴取の際に非常に重要です。防犯カメラ映像の確認にも必要。

→◯月◯日◯◯時◯◯分に…という答え方がベスト。

これまでのメモに加えて発見以前の内容も明確に記録して警察に伝えます。



準備-2)ネット探偵として愛車を追う

盗難後の犯人の行動傾向分析をしていたとき、「オークションに出されていた」という報告が多くありました。次にネット探偵をしてみます。

ヤフーオークション、メルカリ、ジモティーなどなど…業者を介さずダイレクトに取引できるサービスが狙われがち。


今回の盗難時、盗難から数日経った頃私の愛車をヤフオクで発見しました。

経験ありますか?見慣れた愛車がオークション画面に。

怒り心頭ですね。


出品日、地域、自分のものと確信できる証拠を確認し、迷わず落札。

オークションの規約には「支払わないとダメ」とは書いてません。

犯人の望む結果:「現金化」を避けるためなりふりかまっていられない。

落札後に表示される出品者の口座情報も警察に提出する資料に追加します。



準備−3)届け出に必要なものまとめ

証拠と資料が揃えば警察も「探してやるか」という気になってくれます。

交番にこれらを持っていきましょう。

  • 時系列のメモ
  • 出品ページの印刷:出品ページと出品者口座情報を印刷したもの。
  • 自ら落札後の出品者情報の印刷(住所・氏名・口座情報など)
  • 車両の盗難前の写真(出品写真と特徴を照合できる解像度のもの)
  • 防犯登録書類:シールは大抵剥がされるが念のため。
  • 車両購入時の「車両番号」が記載された書類(取扱説明書・保証書など)
  • 駐輪場周囲の防犯カメラの有無(口頭)
  • 自身の身分証明書、印鑑

盗難届提出、受理。


ロードバイク界隈の機材であればSNSで拡散するという武器もありますが、今回は街乗り用の小径車。

この方法は見送りました。



…その後。

結局ヤフオクの出品は取り消され、その後愛車が見つかったと警察から連絡があったのは6ヶ月後。

近場の中古自転車引取業者に流れた際、刻印された車体番号で特定されたようです。

なお防犯登録シールは剥がされていました。

それから犯人検挙まで1ヶ月、証拠品として返却不可のまま保管されること更に2ヶ月…

保管中の長い間、風雨に晒された愛車はサビがまわっていました。


でも、返ってきてよかった。

8ヶ月を要した大捕物となりました。



「発覚後の対応」まとめ

私がしたことを「端的に」まとめます。

1.国内のオークションサイト、フリマサイトで盗難された車種を検索する

スポーツ自転車の盗難の場合、定価に近い価格で現金化しようとする窃盗犯が多いため。


2.被害車両らしきものを発見したら特徴を照合、出品の確証を得る


3.資料を揃えて警察に盗難届を提出

【持参物】

  • 時系列のメモ
  • 出品ページの印刷:出品ページと出品者口座情報を印刷したもの。
  • 自ら落札後の出品者情報の印刷(住所・氏名・口座情報など)
  • 車両の盗難前の写真(出品写真と特徴を照合できる解像度のもの)
  • 防犯登録書類:シールは大抵剥がされるが念のため。
  • 車両購入時の「車両番号」が記載された書類(取扱説明書・保証書など)
  • 駐輪場周辺の防犯カメラの有無
  • 自身の身分証明書、印鑑


盗難届が受理されると、調書作成時の聴取で被害当時の時系列情報を何度も確認されるため、明確に記録しておくことをおすすめします。

盗難届の受理後は防犯登録番号、フレームに刻印された車体番号が中古車販売業者とも共有されるようなので発見の確率が上がります。

もし、1.で発見できない場合でも、書類を揃えての盗難届提出は発見確率を上げる手段として有効です。


・・・

盗難車を見つけ出すキーワードは「警察をその気にさせる」ことなのだと思います。

動かせれば状況が動く。公権力は強い。


もし盗難に遭ってこの記事を覗いてくれた方がいたらぜひ諦めずに探してください。


大切な相棒ですよね?


長い戦いになっても手元に戻そうとしたい相棒であれば、戻ってきてくれるはず。

この辺は根性論です。

私のように盗難に遭った誰かの参考になりますように。



こあべ.portal

とあるサイクリスト、こあべの情報サイト。 あれこれ誰かに喜ばれると嬉しいです。

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